佛教大学同窓会会長 伊山 喜二
(昭和48年3月社会学部社会福祉学科卒業)

「今年の夏は爽快に」
晴天が続き、暑さ厳しい今日この頃、皆さま元気にお変わりなくお過ごしでしょうか。5月8日に新型コロナウイルスが5類へと移行し、今年の夏は国内国外を問わず多くの人の行き来があります。旅行する人などが多くて観光地の賑わいが見事に復活している姿を目のあたりにし、大変喜ばしいと感じております。
さて、この度、京都市内に10校を擁する「学校法人佛教教育学園」の評議員に就任させていただきました。誠に身に余る大役であり、責務の大きさに身の引き締まる思いをして取り組んでおります。我々の学校法人は僧侶の養成のみならず、広く一般社会に貢献できる人材を育てていく目的があります。これに沿って、私も微力ながら精進してまいりたいと考えています。
また、私事ですが佛教大学を卒業した昭和48年に、祖父が創立した南河学園の児童養護施設の指導員として勤め始めました。それから今日まで、施設運営、住職活動はもちろんのこと、地域に少しでもお役に立ちたいと言う思いで社会に貢献するために、地元市会議員や大阪府議会議員活動、さらに関係する社会福祉法人などの役員を数多くお受けして取り組んでまいりました。令和3年からは、児童養護施設と保育園を併設する社会福祉法人南河学園の理事長を務めさせていただいています。
これからも今までと変わらず、佛教大学の卒業生や福祉関係、教育関係、行政関係の人たちのお役に立っていきたいと考えています。日々はとても多忙ではありますが、学校法人佛教教育学園のご当局と歩調を合わせながら一生懸命に与えられた業務を遂行して参りたいと存じます。何卒ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、同窓生の皆さまやご家族さまが、今年は爽快な夏になりますように楽しい計画などを立てて、どうぞ快適に過ごしていただけることを願い、ご挨拶とさせていただきます。