【お知らせ】シアター上演会「地域文化を継承する―いま、私たちにできること―」開催のご案内

日本各地に今日まで伝承されてきた民俗芸能や伝統行事は、過疎・少子高齢化といった地域課題に加え、環境やライフスタイルの変化による信仰心の薄れや考え方の多様化などにより、従来通りの継承がより困難になっています。一方で、東日本大震災やコロナ禍を経て、地域への原点回帰やコミュニティをつないできた地域文化の再評価、活用などの可能性も論じられるようになっており、その対応が各地で模索されています。

今回の上映会では、東日本大震災を契機に東北・仙台市で創業した「縦糸横糸合同会社」を招聘し、民俗芸能をはじめとした地域文化の価値向上や継承につながる様々な企画や手法を紹介します。

体験型ワークショップ(13:00~)、シアター上映会(14:30~)、展示解説(16:05~)の3イベントを開催します。
1つのプログラムだけ参加、2~3つに連続して参加、いずれも歓迎します。是非ご参加ください。

■開催日時:2024年1月13日(土)13:00~16:45(事前申込不要)

■会  場:佛教大学宗教文化ミュージアム

■定  員:120名(事前申込不要、鑑賞無料)

■プログラム(いずれも事前予約不要)

(1)13:00~14:00 体験型ワークショップ(会場:宗教文化シアターロビー)

子供の参加歓迎。岩手県の「鹿踊り」を体験しませんか?

(2)14:30~16:00 シアター上映会 映像上映と解説・対談(会場:宗教文化シアター)

①「ニッポンのシシマイーShishimai of Japan」(プロデュース縦糸横糸合同会社 2020年 11分)

②「TALK神楽って何ですか?装束からはじめる郷土芸能」(せんだいメディアワーク 2020年 約2時間40分)※部分的に上映

③「江戸の里神楽萩原太郎社中「悪鬼退治」(プロデュース東京鹿踊 2021年 約44分)※部分的に上映

(3)16:05~16:45 展示解説、情報交換会(会場:第2研究成果展示室)

シアター上映会の関連展示である東京鹿踊・行山流舞川鹿子躍、嵯峨大念仏狂言の展示について、「縦糸横糸合同会社」代表が展示解説します。

◆来館時のお願い

・咳・のどの痛みや37.5℃以上の発熱があるなど体調がすぐれない方。過去14日間以内の新型コロナウイルス感染症陽性者または濃厚接触者との濃厚接触が疑われる方、入国制限のある国・地域への渡航歴がある方。およびそれに該当する居住者と濃厚接触のある方、はご来館をお控えください。

・来館時にマスクの着用、館内設置のアルコール消毒液を利用するなど、感染予防にご協力ください。咳や発熱などの風邪の症状、息苦しさや強いだるさ等がある方、マスクを着用されていない方の入館はお断りいたします。

※新型コロナウイルス感染症の拡大状況により会期の変更や開催中止を講じる場合があります。

※講演詳細は、こちらをご覧ください。