2024年10月1日 / 最終更新日 : 2024年9月26日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和6年10月 ここにおいて善を修すること 十日十夜 『無量寿経むりょうじゅきょう』 暑い暑い夏も終わり、虫の声が聞こえる季節になりました。十月といえば十五夜のお月様ですが、浄土宗には御十夜という法要があります。元来は、旧暦の十月 […]
2024年9月1日 / 最終更新日 : 2024年8月27日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和6年9月 心を端ただし 行を正すべし 『無量寿経むりょうじゅきょう』 仏教の教えによれば、生死流転しょうじるてんの世を厭いとい、出離しゅつり/rt>を願いつつ善行ぜんぎょうを積むことを目指さなければならないお互いです。そのた […]
2024年8月1日 / 最終更新日 : 2024年8月27日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和6年8月 よく自己をととのえた人が人間の光輝である 『ブッダ 悪魔との対話』第Ⅶ篇第一章第九節 火を扱う祭司者(宗教者)との対話で、釈尊が説いた言葉━━━自分を充分に整えられている人こそが、人間として光り輝く存在との意です […]
2024年7月1日 / 最終更新日 : 2024年7月19日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和6年7月 己おのれこそ 己れのよるべ 己れを措おきて 誰によるべぞ 『ダンマパダ』№160 『ダンマパダ』は釈尊が説いた様々なお経の中から、ダンマ(教え・法)に関するパダ(句)をテーマごとに集めた経典アンソロジーである。本経 […]
2024年6月1日 / 最終更新日 : 2024年7月19日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和6年6月 仏も昔は人なりき 『梁塵秘抄 りょうじんひしょう』 平安時代末期に成立した『梁塵秘抄』は、後白河法皇が好んだ「今様ーと呼ばれる芸能の詞章を集成したものです。漢詩や和歌とはちがった、くだけた雰囲気の歌謡で、内容もお […]
2024年5月1日 / 最終更新日 : 2024年7月19日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和6年5月 千里の行こうも 足下そっかより始まる 『老子』 老子は中国古代の思想家、無を貴ぶことで知られている。その思想は荘子と合わせて、老荘思想と呼ばれる。儒家は仁を説き、名誉を重んじ、立身出世をかならすしも排さないのとは […]
2024年4月1日 / 最終更新日 : 2024年7月19日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和6年4月 初心の人 ニつの矢を持っことなかれ 兼好法師『徒然草』 『徒然草』は鎌倉時代後期に生きた兼好法師の著作である。その全一 四四段に、兼好が見聞きしたり体験したり、あるいはそれらを踏まえて考えたりしたことが記されてい […]
2024年3月1日 / 最終更新日 : 2024年7月19日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和6年3月 日本より頭の中のほうが広いでしょう 夏目漱石『三四郎』 『三四郎』は百年以上前に書かれた青春小説である。しかし、物語のおもしろさはもちろんのこと、登場人物たちの思考や行動、さらに作品を通底する社会への目線も、いま […]
2024年2月1日 / 最終更新日 : 2024年7月19日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和6年2月 何事も成し遂げるには一歩一歩の積み重ねしかない 稲盛和夫 急いでいる時や体力があると思っている時は、階段を何段かずっ飛ばして上がろうとしてしまいます。でも急いでいる時に限って蹴け躓つまずいたりして、還って時間がか […]
2024年1月1日 / 最終更新日 : 2024年7月19日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和6年1月 天下和順てんげわじゅん 法然上人『無量寿経むりょうじゅきょう』 天下和順てんげわじゅん 日月清明にちがつしょうみょう 風雨以時ふうういじ 災厲不起さいれいふき 国富民安こくぶみんなん 兵戈無用ひょうがむよう 崇 […]