2023年3月1日 / 最終更新日 : 2023年2月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和5年3月 学まなべば則すなわち固こならず 孔子『論語』学而がくじ篇 「学まなべば則すなわち固こならず」は、中国古代の思想家・孔子の言行録 『論語』の中の言葉です。学問をすれば、考えが固定化して融通がきかなくなることを避けら […]
2023年2月1日 / 最終更新日 : 2023年2月13日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和5年2月 欲情と贈悪とは、これ〈自身〉を原因として起こる 『ブッタ 悪魔との対話』第x篇第三節 性的な欲望と憎み嫌う感情の原因は、その対象にあるのでは無く自身にあるとの意です。このことばの後には、次のように続きます。「不央 […]
2023年1月1日 / 最終更新日 : 2023年1月20日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和5年1月 天下和順てんげわじゅん 日月清明にちがつしょうみょう 『無量寿経』 この句は浄土宗では「祝聖文しゅくしょうもん」 と云われ、「天下和順てんげわじゅん 日月清明にちがつしょうみょう 風雨以時ふうういじ 災勵不起さい […]
2022年12月1日 / 最終更新日 : 2022年11月28日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和4年12月 いづくにもにもあれ しばし旅立ちたるこそ 目さむる心地すれ 兼好法師『徒然草』 鎌倉時代末期に兼好法師が記した『徒然草』 の第十五段冒頭の一文 で、「どこであれ、しばらく旅をするのは、目が覚めるような新鮮な気持ちが […]
2022年11月1日 / 最終更新日 : 2022年10月30日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和4年11月 我が知らざることには 必ず疑心を起こすことなり 法然上人『敕修御伝』 あるとき法然 上人は、後に天台座主となる顕真という僧侶に、「どうすれば苦しみの世界から抜け出せるか」という質問を受けました。法然上人 は「成 […]
2022年10月1日 / 最終更新日 : 2022年9月30日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和4年10月 明らかな智慧によって生きることが 最上の生活てある 『ブッダ 悪魔との対話』第Ⅹ篇第十ニ節 神からの質問「どのように生きることを、最上の生活と言うのか?」に、釈尊か返した言葉。自分なら、何と答えるでしようか。”な […]
2022年9月1日 / 最終更新日 : 2022年8月31日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和4年9月 明日も有とおもふ心にはかられて 今日も空しく暮らしつる哉 俊憲『新勅撰和歌集』 「本当は確かなものではない明日という日を、つい確かなものだと勘違いし、これは明日にしようなどと先延ばしにして、今日という日を何となく […]
2022年8月1日 / 最終更新日 : 2022年8月8日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和4年8月 一丈の堀を越えんと思わん人は 一丈五尺を越えんと励むべし 法然上人『敕修御伝』 一丈(約3メートル)の堀を飛び越えようと思う人は、一丈五尺(約4・ 5メートル)を飛び越えようと努力しなければならない、という法然上 […]
2022年7月1日 / 最終更新日 : 2022年8月8日 佛教大学同窓会事務局 令和4年7月 心を修めたならば 安楽をもたらす 『ダンマパダ』No.35 ブッダは、人間の心の中には「無明むみょう」という貪欲とんよく(むさほり執着すること)・瞋恚しんに(気まま次第に怒ること)・愚痴ぐち(ものの道理が解らない) […]
2022年6月1日 / 最終更新日 : 2022年8月4日 佛教大学同窓会事務局 令和4年6月 雨の日も必要な時がある 人は順風満帆で充実した人生を望む。 しかし、そのように生を全うできる人は いない。人は必す失敗する。それにもかかわらず幸せだと感じる人と不幸だと感じる人がいる。なぜなのだろう。それはおそらく「雨 […]