2024年4月1日 / 最終更新日 : 2024年4月2日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和6年4月 初心の人 ニつの矢を持っことなかれ 兼好法師『徒然草』 『徒然草』は鎌倉時代後期に生きた兼好法師の著作である。その全一 四四段に、兼好が見聞きしたり体験したり、あるいはそれらを踏まえて考えたりしたことが記されてい […]
2024年3月1日 / 最終更新日 : 2024年2月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和6年3月 日本より頭の中のほうが広いでしょう 夏目漱石『三四郎』 『三四郎』は百年以上前に書かれた青春小説である。しかし、物語のおもしろさはもちろんのこと、登場人物たちの思考や行動、さらに作品を通底する社会への目線も、いま […]
2024年2月1日 / 最終更新日 : 2024年2月20日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和6年2月 何事も成し遂げるには一歩一歩の積み重ねしかない 稲盛和夫 急いでいる時や体力があると思っている時は、階段を何段かずっ飛ばして上がろうとしてしまいます。でも急いでいる時に限って蹴け躓つまずいたりして、還って時間がか […]
2024年1月1日 / 最終更新日 : 2023年12月25日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和6年1月 天下和順てんげわじゅん 法然上人『無量寿経むりょうじゅきょう』 天下和順てんげわじゅん 日月清明にちがつしょうみょう 風雨以時ふうういじ 災厲不起さいれいふき 国富民安こくぶみんなん 兵戈無用ひょうがむよう 崇 […]
2023年12月1日 / 最終更新日 : 2023年11月14日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和5年12月 念仏を修しゅして浄土を求むるは、 釈迦・弥陀の御おんこころにあいかなえリ 法然上人『大胡太郎実秀おおこのたろうさねひで が妻室のもとへつかはす御返事』 このことばは、法然上人に帰依した関東武士、大胡太郎実秀の妻に […]
2023年11月1日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和5年11月 笑うことは、最も簡単な成功法 斎藤茂太『いい言葉は、いい人生をつくる』 標記の言葉が収められている「いい言葉は、いい人生をつくる」の著者は、精神科医の斎藤茂太先生です。ご存じの方も多いと思います。 斎藤先生 は […]
2023年10月1日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和5年10月 少欲知足しょうよくちそく 『遺教経ゆいきょうぎょう』 「少欲知足ーは古来より重要視されてきた仏教思想です。特に『遺教経』という経典の言葉がよく知られており、少欲に ついては 、「多欲の人は利を求めることが多いので […]
2023年9月1日 / 最終更新日 : 2023年8月18日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和5年9月 信しんをば一念いちねんに生まると信じ、行ぎょうをば一行いちぎょうにはげむべし 法然上人『つねに仰せられける御詞』 法然上人は、仏教を浄土門とそれ以外の教え(聖道門)とに、往生のための行(実践)を称名念仏と他の行と […]
2023年8月1日 / 最終更新日 : 2023年7月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和5年8月 喜びの生じたものには 脳みが起こる 『ブッダ神々との対話ーサンユッタ・ニカーヤ Ⅰ』 感情の連鎖が 断たれた状態、とらわれから解放された状態について、釈尊は語りました。「悩みの生じた者には、喜びが起こる。喜びの生 […]
2023年7月1日 / 最終更新日 : 2023年7月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和5年7月 おのれを知るを 物知れる人といふべし 兼好法師『徒然草』 ある僧がある時、鏡で自分の顔を見てあまりの醜さに気がっき、嫌気が差したそうです。「顔をつくづくと見て」とありますので、今日初めて知ったというわけではなく、 […]