【お知らせ】企画展「拝まれてきた仏像―ふたたび拝まれる日をまつ―」開催のご案内

2024年(令和6年)、浄土宗は開宗850年を迎える。

この記念すべき年に向け、いま関係各所で慶讃事業の取り組みが進められている。

ところで浄土宗の歴史は、多くの苦難を乗り越え、また盛衰を経て今日まで続いてきた。そして、開宗850年を迎えようとするいまなお、苦境というべき一面がある。「寺院解散」である。これはひとり浄土宗のみの問題ではなく、社会情勢を含む仏教界全体の事情といえるかもしれない。法的には「宗教法人の解散」として進められる「寺院の消滅」。それにともなう、御本尊をはじめとする尊像・什宝の管理問題。

いま浄土宗には解散寺院から移管された仏像が保管されている。また解散寺院から浄土宗へ移管された仏像のなかには、罹災された他の寺院へ譲渡された事例があるという。本展では、この仏像群の展観を通じ、解散寺院をめぐる浄土宗の一面を照射したい。

◇期間:令和5年10月28日(土)~12月9日(土)10:00~17:30(入館は17:00まで)

11月26日(日)休館 (それ以外の土曜・日曜日・祝日は開館)

◇会場:佛教大学宗教文化ミュージアム

※新型コロナウイルス感染症の拡大状況により会期の変更や開催中止を講じる可能性があります。

ご来館の皆さまへご協力のお願い(新型コロナウイルス感染症防止対策)

・発熱がある方や体調がすぐれない方はご来館をお控えください。

・館内設置のアルコール消毒液を利用するなど、感染予防にご協力ください。マスク着用は個人の判断となりますが、混

雑時など必要に応じて着用してください。

・館内は適切な換気を行っています。手すり、トイレなど共用部分の消毒を適宜行います。

※詳細は、こちらをご覧ください。