令和8年6月


すべては変わりゆくもの
                   

 どんな時に、万物の移り変わりを感じるでしようか。マイナス場面のみで無く、プラスに感じる場面も移り変わりです。
 字宙、自然、動植物、 私自身のすべてが変わり続ける現実。そこで私がどのように生きるべきか。この追究を極めた人物が釈尊。道理を示し、究極の到達点を示し、到達するための生き方を示したのです。
 そこで現在、すべてが移り変わる現象に一定の法則、物理法則の説明があるのかを調べてみた。すると「生物物理学」なる分野を発見。 細胞や遺伝子領域まで理論が完成すれば、 人類の過去と未来への見通しはどのように抱かれるのか。
 さてさて、 変わり続ける中での自分は柔軟でしようか。 変わるからこそ、過去でも未来でも無く、現時点が自分の最先端です。今を生きてこそ、移り変わる周囲と共に柔軟に育み合い、共に成熟できるのです。
 ちなみに、 感情を物理法則で説明しようとする研究分野もあるようです。

(宗教教育センター実習指導講師 法澤 賢祐)

『法然上人の絵物語』第九巻
(画:別科修了生 菊田水月)

第五段、第六段 写経奉納と歓喜懺法
 九月十三日、後白河法皇は写経を奉納するために横川の首楞厳院に臨幸された。如法堂の中門の外に天童役の子供たちが供物をもって左右に並び、楽人たちが楽を奏した。法皇は如法堂に入堂され、行智律師からお経を受け取り、横川長吏円良法印にそれを授けられた。
 すべての儀式を終えられた法皇は、午後十時頃、押小路殿に着御され、すぐに如法経の本道場において歓喜懺法が行われた。

菊田 水月

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