2021年8月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和3年8月 こころでみなくちゃ ものごとはよく見えないってことさ かんじんなことは 目に見えないんだよ サン=テグジュペリ『星の王子さま』 サン=テグジュペリ作 Le Petit Prince(星の王子さま)の中の言葉です。今回改 […]
2021年7月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和3年7月 ああ全くたれがかしこく たれが賢くないかはわかりません ただどこまでも十力じゅうりきの作用は不思議です 宮澤賢治『虔十公園林』 これは、「虔十けんじゅう公園林」という宮澤賢治の短編童話の後半、田舎の村で育ち今はアメ リ […]
2021年6月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和3年6月 ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水にあらず 鴨長明『方丈記』 鴨長明は下賀茂神社の社家に生まれるが、兄弟との後継争いに敗れ 、後年五十歳で出家する。草庵を伏見区醍醐に構えて閑居生活を送った 。 この人口に膾炙し […]
2021年5月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和3年5月 歯が抜けて 初めて噛みしめる 親の恩 詠み人知らず 親孝行に関しては「してもしつくすことがないのが親孝行である」「親孝行、 したい時に親はなし」などと言われます。このことは親孝行に限ったことではありません。 私たちは […]
2021年4月6日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和3年4月 学ぶこどが少ない人は、牛のように老い。 彼の肉は増えるが、彼の智慧は増えない。 『ダンマパダ』№152 インドヘ何回か旅行したことがあるが、その中で見かけた牛は老齢のためか痩せているのが多い。しかし、ヒンズー教の教えで […]
2021年3月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和3年3月 ありがとう 多くは御礼や感謝の言葉で、時にはお詫びやお断りにも用います。そこには地域、国による習慣や文化的相違があり、また一方で、親しい間柄には他人行儀と思える場面も。むしろ、前後に並べられる言葉のほうが重要な場合もある […]
2021年2月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和3年2月 満ち足リたものは 全く静かである 『スッタニパータ』ブッダのことば№721 ここに二本の徳利とっくりがあるとします。一本の徳利には半分程のお酒が入っています。もう一方の徳利には満杯のお酒が入っています。それぞれの徳利を […]
2021年1月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和3年1月 天下和順てんげわじゅん 『無量寿経』 これは、『無量寿経巻に出る文の一部(全文は下部枠下参照)で、浄士宗においては「祝聖文しゅくしょうもん」と呼びます。正月に行う法要「修正会しゅしょうえ」や、他にも地鎮式じちんしき […]
2020年12月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和2年12月 すべて諸々の煩脳の起る事は源 貪瞋を母として出生するなり 法然上人『七箇条起請文』 「煩悩ーという言葉自体は、仏教語の中でも比較的よく耳にする言葉です。大晦日に撞く除夜の鐘の数が一〇八回なのは、一 〇八 の煩悩を取り除 […]
2020年11月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和2年11月 阿弥陀仏ど 十声称えて まどろまん ながきねむりに なりもこそすれ 『法然上人の和歌』 「 夜、眠りに就く前には『( 南無 )阿弥陀仏 』と十回称えて眠ろう。この眠りが永遠の眠り( すなわち死 )となるかも知れないから […]