2023年8月1日 / 最終更新日 : 2024年7月19日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和5年8月 喜びの生じたものには 脳みが起こる 『ブッダ神々との対話ーサンユッタ・ニカーヤ Ⅰ』 感情の連鎖が 断たれた状態、とらわれから解放された状態について、釈尊は語りました。「悩みの生じた者には、喜びが起こる。喜びの生 […]
2023年7月1日 / 最終更新日 : 2024年7月19日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和5年7月 おのれを知るを 物知れる人といふべし 兼好法師『徒然草』 ある僧がある時、鏡で自分の顔を見てあまりの醜さに気がっき、嫌気が差したそうです。「顔をつくづくと見て」とありますので、今日初めて知ったというわけではなく、 […]
2023年6月1日 / 最終更新日 : 2023年5月29日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和5年6月 君子くんしは党とうせず 『孔子『論語』述而じゅつじ篇』 「君子くんしは党とうせず」とは、君子は、同じ朋党に属しているからといって、無条件 にその人のことばや行動に賛成することはない ーということをいう。東アジアで […]
2023年5月1日 / 最終更新日 : 2023年4月20日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和5年5月 自己を愛する人は 他人を害してはならない 『ブッダ神々との対話ーサンユッタ・ニカーヤー』 国王「自分〈自身〉よりも愛しい人が、誰かいるかね」。王妃「いません あなたには、いらっしゃいますか」。国王「自分にとっても […]
2023年4月1日 / 最終更新日 : 2023年3月23日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和5年4月 諦あきらかに聴き諦あきらかに聴け 善くこれをこれを思念せよ 『観無量寿経』 学生の皆さん 、新しい学年、新しい学期の始まりです。それはまた 、新しい授業で出会う新しい知識修得の始まりでもあります。 しっか […]
2023年3月1日 / 最終更新日 : 2023年2月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和5年3月 学まなべば則すなわち固こならず 孔子『論語』学而がくじ篇 「学まなべば則すなわち固こならず」は、中国古代の思想家・孔子の言行録 『論語』の中の言葉です。学問をすれば、考えが固定化して融通がきかなくなることを避けら […]
2023年2月1日 / 最終更新日 : 2023年2月13日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和5年2月 欲情と贈悪とは、これ〈自身〉を原因として起こる 『ブッタ 悪魔との対話』第x篇第三節 性的な欲望と憎み嫌う感情の原因は、その対象にあるのでは無く自身にあるとの意です。このことばの後には、次のように続きます。「不央 […]
2023年1月1日 / 最終更新日 : 2023年1月20日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和5年1月 天下和順てんげわじゅん 日月清明にちがつしょうみょう 『無量寿経』 この句は浄土宗では「祝聖文しゅくしょうもん」 と云われ、「天下和順てんげわじゅん 日月清明にちがつしょうみょう 風雨以時ふうういじ 災勵不起さい […]
2022年12月1日 / 最終更新日 : 2022年11月28日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和4年12月 いづくにもにもあれ しばし旅立ちたるこそ 目さむる心地すれ 兼好法師『徒然草』 鎌倉時代末期に兼好法師が記した『徒然草』 の第十五段冒頭の一文 で、「どこであれ、しばらく旅をするのは、目が覚めるような新鮮な気持ちが […]
2022年11月1日 / 最終更新日 : 2022年10月30日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和4年11月 我が知らざることには 必ず疑心を起こすことなり 法然上人『敕修御伝』 あるとき法然 上人は、後に天台座主となる顕真という僧侶に、「どうすれば苦しみの世界から抜け出せるか」という質問を受けました。法然上人 は「成 […]